<かおり観音・びらき日記>

           〜座長・本木香吏の躁鬱凸凹妄想日記〜
<< 坂本さんの奥さん | main | インプロビアスバスターズ!!!もう五回目! >>
今度は京都で、みのや雅彦
2年前からどんハマりしています、
みのや雅彦さんのライブが京都でありましたので、また参戦してきました。

何でこんなに、この人のライブにいきたいのか?病みつきになるのか?



胸いっぱいになれるからです。


自分を、極限まで追い詰めて、
魂震わせて、さらけだして歌で昇華させる。
この尊い仕事をここまでエンターテイメントにできる人を私はしりません。

芸能界って本当に、どう頑張れば結果が出るのか、いちばんハッキリしない世界だとおもう。
どんなに地道に頑張っても、知恵を絞って新しい事をしても、注目されなければ、世間からしたら、何もしていないに等しいわけで。
かとおもったら、うっかり波に乗れた実力もままならない人がもてはやされたり。そして、消えたり。

なにが成功なのか。

それが辛くて、もう戦う事を諦めて、去るひと。
アマチュアで、割り切って、やり続けるひと。

みのやさんライブMCで、自分で仰ってましたが、
ヒット曲一個もなくても、北海道でこそ知名度はあるけど、全国では無名に等しく

それでも、売れなくてもスターダストとして、僕は、頑張っていても評価されないみんなの辛さ、悔しさ、やるせなさの代弁者として、うたいつづける。
プロとして、売れたい、勝ち負けは絶対に大事。戦い続けないといけない、だけど
それより大切なのは、
人生で、胸いっぱいになる瞬間を、
感情が込み上げる瞬間を何回味わえるか。
人の評価ではなく、自分で、感じる事が一番大事だ。
たとえ、一生売れなくても、
真っ直ぐに、ぶれる事なく、スターダストとして、諦めない。
売れたとしても、胸を張って、スターダストだと言い続けたい。

この、どうしようもない、一生懸命、心のままに、自分に真っ直ぐ生きている姿。
弱さも強がりも不安も、根底にある揺るぎない自信も、隠さずさらけ出して不器用に、ひたむきに、歌い続ける様を、みんなみたいんだろうなぁ。

私は、どうだろう。

芝居で食べていく事が夢だったけど、結局あきらめて。演劇の世界での、
チャンスの掴み方、頑張り方がわからなくて。
芸能の世界であがきもがくことにあっという間に疲れて、世間から認められない切なさにすぐに耐えられなくなって、言い訳たくさんして、そこから逃げて、就職。

入った会社では、
チャンスは非常に平等にあたえられ、売り上げ、という誰もがわかる数字を人より多く叩き出し、会社に貢献し
ひとまず、部署内の社員に、売り上げで圧倒的な差をつけたら勝ち。
入社二年半で係長まで、あっという間に出世して
描いた通りの階段を登ることができた。
勝ち方が、とっても、わかりやすかった。
だけど、仕事しながらもやっぱり諦められなくて、芝居の世界にも、片足つっこみ続けてる。
中途半端きわまりない。


私のことを、

会社で認められてて、居場所をしっかり確立して、でもって、好きな芝居も続けてるのが格好いい、羨ましい、理想ですー。
なんて言ってくれる人もいるけど。

本当は、どうしょうもない虚しさと、焦燥感に襲われてる。


私は芸能界からにげたんだ。

芸能界は、その頑張るビジョンが、本当に立てられない。

だから逆に、化けた時は、凄まじいんだろうけど。

その中で、あがき続けること、さらに、その上に、達観した意義を見つけたスターダスト、みのや雅彦は、もう、圧倒的な勝者だわ。
私からみたら。

人の痛みが、つらさが、認められないくやしさが、歌で昇華される。

みのや雅彦のファンは、
一見、負け犬の集まりに見えるかもしれない。

でも、負けない、負けてもあきらめない、懸命に生きている

生きる喜びを見出そうと
そのためにみのや雅彦の歌に力を借りきている、
絶対あきらめない、必死に生きている頑張り屋さん達なんだわ。

と、妙に冷静に、熱気溢れるライブ会場を見回しての感想。
うしろの席では相変わらず、一緒に行った山田さんが、咽び泣いてたけど。(笑)

また長くなっちゃったな。

みのやさんにとって、あんまりいいことかけなかったけど。これが素直なわたしの感想です。

東京のみんな、この週末18日、土曜日
高円寺Show Boat 18:30-
みのやさんのライブあります。


頑張る意味がわからなくなってる人、
認められなくて悔しい人、
頑張りたいけど疲れちゃったひと。

だけど、あしたも、頑張ろう。

そう思えるライブだよ。

行けたらぜひ。

げ、最後は人のライブの宣伝までしてしまった。

ブログに、宣伝を織り交ぜる、演劇人の悲しいサガ。しかも人のライブやし(笑)

いつも、私がブログに書く、素直な感想が嬉しい、と、みのやさんに言われ、プレッシャー感じつつ、
何にも考えずに自由に綴りました。

どう、素直にさらけ出したでしょ、とほほ。


image.jpeg

| kaorikwannon | - | 22:37 | - | - |

一番上へ